2009年03月20日
【211】空の事前設定を使いこなす(3)
こんにちは♪
今回は、空の事前設定をつかいこなす話題のまとめです。
ちょうどMayoちゃんがスタジオに遊びに来てくれたので、撮影に協力してもらいました。
前回、前々回で説明した方法は、2人以上で撮影する際にも効果があります。
2人以上の集合撮影をする場合、お互いのフェースライトが干渉してしまい、ライティング調整が上手くいかないことが多いのですが、空の事前設定を使いこなせるようになると、夜間撮影の際も、簡単にライティング効果を反映することができます。
撮影の前に、Mayoちゃんには、フェースライトを外してもらいました。
下の写真は、「空の事前設定」がDefaultの6:20PMの状態です。
前回、前々回で説明したライティング調整済みの「空の事前設定」は、"SS_default_6:20"と、"ss_default_7:00"という設定として保存してありますので、この設定を選びます。
下の写真は、"SS_default_6:20"を選択したものです。
下の写真は、"ss_default_7:00"を選択したものです。
自分のお気に入りのライティングを「空の事前設定」に保存しておくと、撮影したい時に、状況に応じたライティング設定を瞬時に選ぶことができるので便利です。
ところで、LAQROKIの新作スキン"KAT"がリリースされました♪
LAQROKIファンのMayoちゃんは早速、デモスキンを入手してきて、シェイプ作成を開始しました。
シェイプのベースは、"KIRA"スキンだそうです。
この新作スキンのシェイプ調整も目がポイントになるようです。
2009年03月18日
【210】空の事前設定を使いこなす(2)
撮影スタジオKanda ELVESのカメラマンアシスタントShinです♪
前回に引き続き、「空の事前設定を使いこなす」話題です♪
今回は、前回よりもわかりやすく説明したいと思います。
インワールドの屋外でアバターを撮影する場合には、時間(太陽と月の位置)によってライティングが決まってしまうので、撮影する際にフェースライトや撮影ライトを利用します。
下の写真は、Defaultの7:00PMに屋外で撮影したものです。
通常、このような場合は、フェースライトを使用すると思いますが、ここで説明するのは、フェースライトなどを使わずに、「空の事前設定」の機能を使ってライティングを設定する方法です。
「空の高度な編集」の[空の事前設定]Defaultに於ける7:00PMの[大気]、[ライティング]、[雲]の設定は下記のとおりです。
下の写真は、Default環境7:00PMの[ライティング]の風景ガンマ値を1.09上げた(明るく)して撮影したものです。
風景全体が明るくなってしまうため効果的ではありません。
下の写真は、Default環境7:00PMの[ライティング]の風景ガンマ値を1.09上げ(明るくし)、さらに[大気]の設定を<大気の不透明度の増幅:0.09>、<大気の不透明度:3.46>、<最大高度:3141>に変更したものです。
違和感のない見映えとなりました。
下の写真は、Defaultの6:20PMに屋外で撮影したものです。
下の写真は、Default環境6:20PMの[ライティング]の風景ガンマ値を1.09上げた(明るく)して撮影したものです。
下の写真は、Default環境6:20PMの[ライティング]の風景ガンマ値を1.09上げ(明るくし)、さらに[大気]の設定を<大気の不透明度の増幅:0.19>、<大気の不透明度:2.97>、<最大高度:3517>に変更したものです。
空の事前設定を使いこなせるようになると、フェースライトや撮影ライトを使わなくても、ライティング設定が可能になることが理解できたでしょうか。
集団撮影の際に、フェイスライトが干渉してしまい、自然なライティングが設定できない時に役立つ設定だと思いますので、是非お試しください。
さて、今までエントリした画像データの使用容量が、「281.91 MB / 300 MB|ファイル数: 2121」となりました。
残りの容量が18MBです。
今までアップしてきた画像データ1点あたりの平均容量が180KBですから、後、100点アップしたら容量オーバーです。
1回のエントリで10点アップしたら、後、10回のエントリでこのブログを閉めなければなりません。
アクセス数も上がってきたところでブログを終わりにするのは残念ですが、引き続き新しいブログを立てて、カメラマン日記を継続して行く予定ですので、よろしくお願いします。
2009年03月16日
【209】空の事前設定を使いこなす(1)
今回は、【206】で紹介した、外部環境の景観が維持されたまま、綺麗なSSを撮ることができる方法について簡単に説明しておきます。
この方法での効果としては、例えば、フェイスライトや撮影ライトを利用しない「風景ガンマ」のライティングで明るさの設定をしても夜の景観はそのまま維持できるようになります。
下の写真は、7:00PMの時間帯に撮影したものですが、風景ガンマを3,00以上に設定しても、風景には明るさの効果が反映されいないように見えます。
▼夜(7:00PM)にフェースライトを装着しなくても、アバターにはライティング効果が反映される
基本的に「風景ガンマ」の値を高くする(明るくする)と、アバターだけでなく、風景自体にも明るくなります。
「風景ガンマ」の効果は、室内撮影の場合は、アバターだけに反映されているように見えるのですが、室外撮影の場合は、風景にも効果が反映されてしまうので「風景ガンマ」の値を高くすると景観が明るくなってしまいます。
上の写真に「風景ガンマ」2.03を適応すると、下の写真のように空と水の環境の見映えが全てが明るくなってしまいます。
今回説明する方法は、「風景ガンマ」の値をアバターに対するライティングとして固定したまま、空と水の環境を「空の高度な環境設定」機能を使って造り出してしまおうというものです。
上手に説明できないので、検証した際のSSを載せておきます。
「空と遠景の露光」を0.03から0.49にしてみると遠景が明るくなります。
「空の遠景の露光」の数値を上げると明るくなることがわかります。
「最大高度」を0にするとアバターの明度が0になります。
「大気の透明度」を4.0(最大)にすると、背景の明度が0になります。
7:00PMの時間帯のベストな設定例は下のとおりです。
2009年03月15日
【208】スタッフのモデル撮影★Da5id Mayo(5)
日夜、セカンドライフのプロカメラマンを目指して精進しているKanda ELvESのカメラマンスタッフのShinです。
無料配布用のシェイプ制作をしていたMayoちゃんに撮影のおつき合いしてもらいました。
今回はスタジオの撮影ライトを使用して撮影しました。
▼左:defolt 6:20PM ライティングOFF/右:defolt 6:20PM 撮影ライトのライティングON
Mayoちゃんの美貌は見るたびに進化していきます♪
リアルスキン対応のシェイプメーカーとしてのテクニックに磨きがかかっているようです。
そして、撮影後に2人でバンパイアシティに出かけることになりました♪
2009年03月05日
【199】光彩効果(3)
撮影スタジオKanda ELVESのカメラマンスタッフのShinです♪
先週末から検証実を続けてきた"光彩効果"については、ほぼ満足できる結果を得ることができました♪
これから、モデル撮影に有効な効果として活用していきます♪
それから、"光彩効果"と"カメラフィルター効果"を併用して撮影してみました。
▼カメラフィルター:ForestRadial
▼カメラフィルター:Mosaic
▼カメラフィルター:Noise
▼カメラフィルター:OceanRipple
▼カメラフィルター:ThinGlassFrame
▼カメラフィルター:UnderwaterRadial
▼カメラフィルター:White
2009年03月04日
【198】光彩効果(2)
2009年01月08日
【160】風景ガンマの効果検証(3)
スタジオELVESのカメラマンスタッフ Shin Zsigmondです♪
★モデル:Da5id Mayo (スタジオELVES モデルスタッフ)
今回は屋外撮影の際の「風景ガンマ」の効果に関する話題です。
▼「風景ガンマ」に関する過去の記事
【144】風景ガンマの効果検証(1)
【155】風景ガンマの効果検証(2)
「風景ガンマ」は室内撮影の場合は、アバターに対してのみ効果がありますが、屋外撮影の場合は、アバターと風景全体に対して効果が適応されてしまいます。
また、環境光を"夜"に設定していても(左下のサンプルは9:00PM)、「風景ガンマ」の値を上げると全体が明るくなります。
▼環境光:9:00PM/風景ガンマ:左=0.5 、右=1.0
▼環境光(太陽/月の位置)を固定にして、風景ガンマの数値を変更した比較サンプル
撮影ライトやフェースライトを利用しなくても、好みのライティングの設定をして撮影を楽しむことができます♪
ところで、今回の撮影場所はPhoenix Secondusでした。
▽Phoenix Secondus
http://slurl.com/secondlife/Phoenix%20Secondus/42/170/77
2008年10月14日
【92】フィルター効果の応用
撮影スタジオELVESの見習いカメラマンShin Zsigmondです♪
韓国語がわからないため、思うように「nurien」の操作ができません。
セカンドライフを始めた時も英語がわからなくて操作できませんでしたので、慣れるまでの辛抱だと思っています。
近々にアメリカ版がリリースされるようですので、乗り換えるつもりでいますが、それまでは、とりあえず「nurien」に触れることを楽しみにします。
ところで、Second LifeのテストViewerのバージョンが、先週末に"1.21.5.98701”にアップされました。
早速、アップデートしてみましたが、「超高モード」でのプレイには、かなりの重さを感じるようになりました。
Windows Vistaで操作しているDa5id Ohさんは、バージョンアップしてから、よく落ちるそうです。
どんどんグラボの負担が大きくなっていきます。
さて、今回は、Da5id Ohさんから、「アバターが体を捻るようなポーズポーズをした際に、体の線がガタガタにならないような撮影の方法があれば教えて欲しい」と頼まれましたので、時間設定(太陽と月の位置)と、フィルターオブジェクトの設定方法を考査してみました。
昼時間(正午)に標準撮影した元の見映えは、下のような固い状態(ラフレンダリングもどき)です。
▼元の見映え・・・滑らかさがなく、固い状態
時間を変えずに、フィルターオブジェクトの設定(光の強弱と、テクスチャカラー)を変更すると下のような見映えになります。
このような手法を"誤魔化しのテクニック"と称する方がいるのですが、レンダリング精度の低い再現条件の中で、ある特定の効果を施すことによって美しい表現が得られるのであれば、有効なテクニックとして活用した方が良いと思います。
2008年10月05日
【82】空の事前設定モードの効果的撮影検証(2)
撮影スタジオELVESの見習いカメラマンShinです♪
今回も「空の事前設定」の各モードを利用した撮影についての話題です。
★モデル:Da5id Aya
「空の事前設定」は、通常【default】に設定されているのですが、実際には約30パターンの設定モードがあって、光の反映状態も様々です。
詳しくは、「空の事前設定」のパターンと反映状態については、以前エントリした下の記事を参照して下さい。
▽「空の事前設定」 (momogon BLOG )
http://da5id.blog.momogon.com/show/990
▽【47】最新Viewerの「空の事前設定」その1
http://future.slmame.com/e323889.html
▽【48】最新Viewerの「空の事前設定」その2
http://future.slmame.com/e323899.html
太陽光(環境光)を撮影ライトの代わりに利用できる「空の事前設定」の反映の状態は下の画のようになります。
フェイスライトや、撮影ライトを使用しなくても効果的な演出が可能となります。
2008年10月03日
【81】空の事前設定モードの効果的撮影検証(1)
こんにちは♪
スタジオELVESの見習いカメラマンShin Zsigmondです♪
テストViewerと、標準Viewerが共にバージョンアップしました♪
▼テストViewerは、Version1.21.4.98167
▼標準Viewerは、Version1.20.16.97603
本日は、最新のテストViewerの【環境設定】>[空の事前設定]を変更してモデルスタッフのAyaちゃんを撮影♪
[空の事前設定]のモードを変えると環境光の状態も大きく変わります。
・モデル:Da5id Aya
・撮影:ShinZsigmond
▼撮影条件 : 時間=6:00PM/位置=東向き/FaceLight=OFF/Filter=OFF/空の事前設定=default
▼撮影条件 : 時間=6:00PM/位置=東向き/FaceLight=OFF/Filter=ON/空の事前設定=default
▼撮影条件 : 時間=3:00PM/位置=東向き/FaceLight=OFF/Filter=OFF/空の事前設定=?(次回公表)
▼撮影条件 : 時間=3:00PM/位置=東向き/FaceLight=OFF/Filter=OFF/空の事前設定=?(次回公表)
▼撮影条件 : 時間=3:00PM/位置=東向き/FaceLight=OFF/Filter=OFF/空の事前設定=?(次回公表)
次回のテーマは[空の事前設定]のモード別撮影検証です♪
[空の事前設定]のモードを変えることによって、特殊な光効果が期待できます!