【210】空の事前設定を使いこなす(2)

Shin Zsigmond

2009年03月18日 23:51


こんにちは♪

撮影スタジオKanda ELVESのカメラマンアシスタントShinです♪

前回に引き続き、「空の事前設定を使いこなす」話題です♪
今回は、前回よりもわかりやすく説明したいと思います。

インワールドの屋外でアバターを撮影する場合には、時間(太陽と月の位置)によってライティングが決まってしまうので、撮影する際にフェースライトや撮影ライトを利用します。

下の写真は、Defaultの7:00PMに屋外で撮影したものです。

通常、このような場合は、フェースライトを使用すると思いますが、ここで説明するのは、フェースライトなどを使わずに、「空の事前設定」の機能を使ってライティングを設定する方法です。



「空の高度な編集」の[空の事前設定]Defaultに於ける7:00PMの[大気]、[ライティング]、[雲]の設定は下記のとおりです。



下の写真は、Default環境7:00PMの[ライティング]の風景ガンマ値を1.09上げた(明るく)して撮影したものです。

風景全体が明るくなってしまうため効果的ではありません。



下の写真は、Default環境7:00PMの[ライティング]の風景ガンマ値を1.09上げ(明るくし)、さらに[大気]の設定を<大気の不透明度の増幅:0.09>、<大気の不透明度:3.46>、<最大高度:3141>に変更したものです。

違和感のない見映えとなりました。




下の写真は、Defaultの6:20PMに屋外で撮影したものです。



下の写真は、Default環境6:20PMの[ライティング]の風景ガンマ値を1.09上げた(明るく)して撮影したものです。



下の写真は、Default環境6:20PMの[ライティング]の風景ガンマ値を1.09上げ(明るくし)、さらに[大気]の設定を<大気の不透明度の増幅:0.19>、<大気の不透明度:2.97>、<最大高度:3517>に変更したものです。



空の事前設定を使いこなせるようになると、フェースライトや撮影ライトを使わなくても、ライティング設定が可能になることが理解できたでしょうか。

集団撮影の際に、フェイスライトが干渉してしまい、自然なライティングが設定できない時に役立つ設定だと思いますので、是非お試しください。





さて、今までエントリした画像データの使用容量が、「281.91 MB / 300 MB|ファイル数: 2121」となりました。
残りの容量が18MBです。
今までアップしてきた画像データ1点あたりの平均容量が180KBですから、後、100点アップしたら容量オーバーです。
1回のエントリで10点アップしたら、後、10回のエントリでこのブログを閉めなければなりません。
アクセス数も上がってきたところでブログを終わりにするのは残念ですが、引き続き新しいブログを立てて、カメラマン日記を継続して行く予定ですので、よろしくお願いします。
●撮影テクニック