2008年10月02日
【80】フィルターの応用
こんにちは♪
動画撮影にも挑戦中の見習いカメラマンShin Zsigmondです♪
ELVESのモデルスタッフから、フィルターの設定方法について、もう少し詳しく説明して欲しいという要望がありましたので、今回はフィルター設定の応用について説明します。
まず、「フィルターオブジェクトを2枚重ねにする」というのは、異なる設定をしたフィルタオブジェクトを重ね合わて作ることです。
下の画のように、異なる設定をしたオブジェクトを2枚重ねにすると、フィルターとして多様な効果が期待できます。
また、フィルターと撮影ライトを併用すると、面白い効果が演出できます。
▼左列:フィルターのみ使用(撮影ライトはOFF) /右列:フィルターと撮影ライト(ブルー1)を使用
それから、今までは、オブジェクト設定タブの「テクスチャ」の"透過度"と"光"の設定のことを説明したのですが、「特徴」タブの"光"の設定を調節することで、ライティングの効果を付加することができます。
▼テクスチャーの設定
▼特徴の設定
例えば、「テクスチャー」設定で透過度90%、光0.10に設定します。
そして、「特徴」で"光"のチェックボックスをONにして、"輝度"と"半径"を設定すると、下のようになります。
ご存知の方も多いと思いますが、「特徴」の"光"の設定はフェースライトの効果になるのです。
この設定を使えば、ライティングも併用できます。
▼「テクスチャ」と「特徴」の設定を全てOFF
▼「テクスチャ」の設定をOFF、「特徴」の"光"設定を輝度1.0、半径11に設定
「エクスチャ」と「特徴」の設定を併用すると下のような効果となります。
▼「テクスチャ」と「特徴」の設定を併用
フィルター効果は、とても奥が深いので、いろいろと試して、面白い効果を発見する楽しみがあります。

【210】空の事前設定を使いこなす(2)
【209】空の事前設定を使いこなす(1)
【208】スタッフのモデル撮影★Da5id Mayo(5)
【199】光彩効果(3)
【198】光彩効果(2)